ご挨拶
本園は平成20年4月1日に、七宝幼稚園の姉妹園 七宝ひかり保育園として誕生しました。そして、平成26年6月1日より名称変更をして、ひかり保育園を開園致しました。
そして29年4月より幼保連携型認定こども園、ひかりこどもえんとして取り組んでいます。
多くの関係者・地域の方々・保護者さまの皆さまのおかげで、開園時より少しずつ、より良い園になってきていると感じています。地域に根ざしたこどもえんを目指し、日々地域の皆さまに何らかの形で貢献できるような園づくりを心がけております。今後益々、関わる人すべてが幸せになれる園づくりを進めていく所存です。
当園の3つのコンセプトと2つの教育目標
当園には、3つのコンセプトと2つの教育目標がございます。
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コンセプト:幼保連携型認定こども園
幼児教育、保育を一体的に行い、幼稚園と保育園の両方の良さを合わせもった施設です。
例えば、ひかりこどもえんでは、「幼稚園に教育を受けさせたかったけれども、仕事をしているので短時間通園の幼稚園は難しい」と考えて保育園を希望される方や「幼稚園に入れようと思っていたので仕事をあきらめた」という方が仕事をしながら、幼児教育を受けさせる事が出来ます。
「明るく、正しく、たくましく」を教育理念として掲げ、幼児教育、保育に専念してまいります。自然観察、絵画制作、リズム遊び、体育(跳び箱、鉄棒、サッカー等)、プール指導、食育指導など子どもの特性を伸ばすべく、多くのカリキュラムが準備しています。
また幼児クラスは専門講師による英語指導があります。知ることを楽しいと思えるよう数、言葉あそびで小学校前までに学力の基礎を作ります。給食はすべて手作り、野菜中心のメニューです。課外授業として希望者はピアノ、バレーバトン等習う事が出来ます。
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コンセプト:どこからでも見えるこどもえん
当園は、2階建て・敷地の大きさは約4000平方メートルという広い敷地に、1学年あたり平均35名という1人あたりの面積がとても大きな園です。
各教室からは隣の教室が見え、スロープからは園庭が見渡せ、廊下からはランチルームが見渡せ、スロープからは周りの景色が見える 教室や学年の分け隔てのない園となっています。
先生がきちんと全ての園児に目が行き届くように という目的もありますが、園児の目に園児が届くようにという目的もあります。
こどもえんは教育だけでなく、生活も行います。長く通う園児にとっては、言わば家族とも言える存在です。園内では5歳児が3歳児の面倒をみる といった光景もよく見かけます。大人だけでは想像もできないような園児同士のコミュニケーションが行われています。それがもっと円滑に行われるように「どこからでも見えるこどもえん」をコンセプトにしています。 -
コンセプト:地域の方の為のこどもえん
当園の立つエリアは、歴史的に見て水害が比較的多いエリアです。あま市では万が一に備えて公的な避難所を41ヶ所用意しています。
ただ、万が一の何かが起こった際に必ずしもその避難所の近くにいるかどうかはわかりません。ひかりこどもえんは、災害に非常に強い構造で作られています。
いざというときに、地域の方々の力になれるよう、一時避難場所の使用に関する協定を新居屋区と結びました。あまり起きて欲しいことではありませんが、地域の方のもしもの時のお役にたてるようにというコンセプトで設計されています。
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教育目標:少しでも多くの成功体験を
子どもにとって「できた!」と言う経験の積み重ねこそが、将来的に見て子どもを一番伸ばすことができるものであると私たちは確信しています。
ひかりこどもえんが目指す教育目標は「成功体験の積み重ね」です。
例えば、折り紙で鶴を作ることができるようになった、とします。鶴が折れるようになったこと(鶴が折れるというスキルを手に入れるということ)が大切なのではなく、自分がやりたいと思ったことが自分の力で出来た!と思える経験が大切だと私たちは考えています。自分がやりたいことが出来るという経験をしたことがある子どもは、何にでも前のめりにチャレンジすることが出来るようになります。三つ子の魂百までといいますが、この大切な期間に多くの成功体験を重ね、何にでもチャレンジ出来る子どもを保護者様と輩出したいと考えています。 -
教育目標:自信に満ち溢れた子どもに
多くの成功体験を詰むことにより、子どもは自信を身につけることができます。自信に満ち溢れた子は、多くの可能性を秘めています。多くの歴史に名を残した偉人たちもその多くは自信に満ち溢れた子どもだったと聞きます。教育の方法一つで子どもの可能性に蓋をしてしまうこともあります。私たちは、何にでもチャレンジ出来る子ども、即ち 何にでもなれる子どもを輩出していきたいと考えています。
保護者の方へのお願い
この3つのコンセプトと2つの教育目標の達成は、私ども職員だけでなく保護者の方々の協力があって初めて達成出来るものだと考えています。 どんな時でも教育に関しては、子どもが主役であり、私たち職員・私たちが掲げる教育目標・コンセプト・そしてご自宅でのご両親の教育は全て子どもの教育の為のギア(歯車)だと考えています。 全てのギアがきちんと噛み合って、回ることが大切だと考えています。 我儘ではありますが、保護者の皆さまには「当園が5つのことを守れているか」という厳しい視点と、「2つの教育目標を子どもに一緒に達成させる」という意思をもって頂きたいと強く思っています。